鵠沼公民館でのイベント

手づくりおもちゃ くげぬまあそび隊

2019年7月20日(土) 09:00〜12:30 公民館第3談話室
<参加者> あそび隊37名(小4〜6年生) 隊のスタッフ9名+ジュニアスタッフ4名 公民館職員2名 
      探求クラブ14名

 今年の小中学校の夏休み初日の7月20日(土)朝9時、子どもたちが次々と鵠沼公民館第3会議室に集まってくる。いつもは子どもの声には癒されることが多いが、これだけ大勢(30人余)のピーチクパーチクだと聴き慣れないせいか圧倒される。日頃、担任の先生はこれに耐えているとは、ご苦労さま。
 さて、この日のメニューは・輪ゴム鉄砲・紙トンボ・紙吹き矢、隣室(第4会議室)で、完成品を使っての的当てなど。これらは、いつも鵠洋児童館などで「子どもと遊ぶ会」の面々が腕を振るっているものの一部。例会でおなじみの広い第3会議室も、ワークショップ用の数個のシマに分けられ子どもたちが群がると手狭な感じさえするほど。

《くげぬまあそび隊》
公民館事業として2002年に発足。05年からは保護者、地域住民などで「くげぬま遊友隊」を結成、今は佐藤隊長のもとで運営の中核を担っている。この日も中学生のお姉さん(OG)が数人、受付を担当、後輩の小学生を「可愛い」と早くも母性を発揮していた。隊員45名。応募は例年この数の倍はあるとのこと。

 あそび隊は毎年、新年度前に年間スケジュールを決めるが、今期は7月分に我がクラブの手づくりおもちゃが“当選”、公民館を通してのオファーとなった。
 9時30分の事前セレモニーに続き45分開始。参加者の約半数の当クラブ員の指導と準備されたパーツを使ってのワークショップはあっという間に佳境に入り、子ども達は時間ごとに各ブースを移動しながら次々と3作品を完成、そこここで歓声を上げていた。終了11時50分。
 ただ、開始早々紙吹き矢が子どもの目に当たり眼科の治療を受ける事態が発生。大事には至らなかったが、私たちも今後のイベントの際には子どもたちの行動には細心の注意をすべきとの教訓を得た。
 梅雨明け間近。鵠沼の子ども達の夏休みは、かくて始まった。

準備 手書きの当日スケジュール 隊長のあいさつで開始

紙トンボコーナー

吹き矢コーナー

輪ゴム鉄砲コーナー

完成したおもちゃの的当コーナー(第4談話室) 

ホワイトボードに書かれた感想

報告:池田(修)、写真:小山


鵠沼元気塾 竹笛作り

 「鵠沼元気塾」
 鵠沼地区郷土づくり推進会議が主催して、放課後の子どもたちの居場所を作って学習のサポートや工作教室、体力づくりなどをボランティア活動として支えていこうというものです。
 塾は鵠沼公民館を拠点として2013年から活動を行っています。
 くげぬま探求クラブは2018年2月、外部講師としてボランティア参加しました。


2018年2月22日 16:00〜17:00 学習室1 参加者:子供21名、クラブ員12名、学習塾スタッフ6名

 子供達は15時ころから集まり始め、宿題に取り掛かる子、おしゃべりする子や部屋の外で走り回る子と騒がしい。それでも、16時15分頃には21名予定の内20名の子供が揃った。
 田中力さんが竹笛で「ふるさと」を奏で、興味を引き付けた後、竹笛作りに取り掛かった。21名を4グループに分け、各グループにクラブ員が2〜3名づつ付き、竹を切る作業から始まった。ノコギリを初めて触る子供には、万力で竹を固定し体の向き、ノコギリの曳き方から教えた。皆、楽しそうに竹笛作りを始めた。総じて女の子はノコギリの扱いは苦手のように感じたが男の子は生き生きとして取り組んでいた。順番を待つ子供達も真剣な眼差しで作業を見つめている。竹笛の筒に、吹き口を付けて音が出ると、嬉しそうな顔、顔、顔。最後には強力接着剤で吹き口が取れないように、補強した。この補強コーナーでも7〜8名が並んだが静かに列を作って順番を待っている。
 「いつもは漫画ばかり読んでいる子があんな真剣に取り組む姿は、初めて見た。」と元気塾のスタッフの方の感想が印象的だった。子供達が自宅に帰って自分で、又は誰かと一緒に竹笛を作れるように製作図面を配布して無事終了。
 昨年11月以降、クラブの岡林さん宅、山田さんの紹介で伏見稲荷神社、北村さんの口利きで慶応大学キャンパスと多大なご協力のもと竹材を採取。野村さん主導での打ち合わせへの参加や「竹笛作りの指導」を頂いた皆さんに感謝いたします。
 今回の経験がこれから先、子供たちにとって「いつか何かに役立つことがあろう」ことを願っています。


報告:柳田、写真:玉田・柳田



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