第19回地域活動見本市に参加

 2024年2月10日(土) 10:00〜15:00 市役所本庁舎1Fラウンジで開催された。参加団体20、来場者約300名。
 くげぬま探求クラブは昨年9月に引き続き、連続出展。
 当日は世話人中心に準備や来訪者の対応に当った。全体の来場者は連休最初ということもあり、前回より100名減という発表があった。我がクラブへの来訪者は12名。興味があるという人も数人いたが、湘南台や村岡、西富など遠方の居住者が多く入会は難しいかな、という感じがした。
 一方、団体交流という面では成果もあった。「じゃおクラブ」湘南の増田代表に以前から交流会の提案をしていたが、今回、まず世話人レベルから始めてみようということが決まった。「会社人間から社会人間へ」という同じ理念を掲げ、探求クラブより3年先に誕生したクラブである。我がクラブ同様、高齢化や新入会員の減少など、同じ悩みを持っているようである。同類の団体が交流することで新しい気づきや学びが生まれることを願っている。


報告・写真 坂口


第17回地域活動見本市に参加
2023年2月4日(土)

 湘南藤沢シニアネット(認定NPO法人)主催の地域活動見本市が2月4日(土)藤沢市役所1Fロビーで開催された。
 この地域活動見本市は、いろいろな団体が日ごろの活動内容を説明して、地域の活動やサークルに興味があっても参加するキッカケが見つからない方に参加の後押しをする活動である。一方で、我々にとっては新会員募集の貴重な場である。今回は久しぶりの参加となり、世話人一同新会員獲得のための絶好の機会と張り切って臨んだ。
 開催当日は朝9時に会場集合。全18団体がそれぞれに工夫を凝らしたブースづくりを行って、雰囲気を盛り上げた。10時の開会式では鈴木恒夫市長の挨拶があり、いよいよブースでの展示説明が始まった。最初はチラホラだった来場者もだんだんと増えて盛況になり、結局は50人程度がくげぬま探求クラブのブースに立ち寄ってくれた。また、その内20名近くの方にはじっくりと活動内容の説明を聞いていただいた。中には50〜60代の男性も数名おられ、またどういう訳か女性の方が熱心に話を聞いてくれたケースも何件かあって嬉しいことだった。
 鵠沼公民館を拠点に活動している「藤沢合唱団」「写鵠会(しゃこうかい)」「ユニバーサルサインはなみずき」なども参加しており、他サークルとの交流もできてあっという間に5時間のイベントが終了した。向かいのブースで展示活動されていた方が、「元くげぬま探求クラブ会員の黒川の息子です」と、懐かしがって声をかけてくれたことも印象深かった。
 来場者の多くが鵠沼地区からはやや遠く、新入会員の獲得に繋がるかどうかは未知数だが、10名近くの会員も応援に来てくれて楽しくこのイベントに参加できたことが何よりの収穫だった。
報告・写真:大木


 
藤沢市 いきいきシニアライフ応援事業
第6回地域活動見本市
2017年9月9日

 9月9日11:00〜15:00世話人6名全員で藤沢市民会館において開催された第6回藤沢市地域活動見本市に「くげぬま探求クラブ」の出展を行った。
 プロジェクターによる活動紹介、パンフレット、写真等展示し、来場者に説明(ほぼ例年通り)。
 60才の男性が立ち寄り、「自分の子供が鵠洋小学時代(今25歳)にお世話になり、探求クラブの名前を知っている」との事。入会を勧めたが未だ現役との事でいずれは入会いただくよう勧めた。
 他には女性客が有り、旦那対象で説明。


報告:佐伯・写真:萩原



藤沢市 いきいきシニアライフ応援事業
第5回地域活動見本市に参加
2017年2月18日

                                               世話人会
 今回で見本市に参加するのは、3回目になります。新たな試みとして動画とスライドショーを組み合わせた映像(奥村さん制作)を背面の壁へ投影し、見る人にインパクトを与えたのではと思います。
 当クラブのブースへ訪問し質問を頂いた方は15名程で、資料配付は30名以上になりましたが、残念ながら具体的な入会に関しての積極的な方はおられませんでした。クラブパンフレットを持ち帰った方が興味を示して頂くよう願いたいものです。
 見本市全体では来場者数は400名程度で、過去5回の中で最多とのことです。ブース出展数は21団体で、定年男性の情報交換の場として、出展者にとっても有意義なものでした。当クラブ員関係の方も7名来て頂きました。「くげぬま探求クラブ」の名は巷には、結構知られたのではないかと思っています。
                         

報告・写真:池田(雅)



藤沢市 いきいきシニアライフ応援事業
第3回地域活動見本市に参加
2016年2月7日

昨年9月に引き続き第3回(2月7日実施)にも参加しましたが、会場の模様や、雰囲気については、第2回参加時に報告しましたので、今回は特記事項に絞って報告させていただきます。
今回は出展者及び,お客様含めて350人程が参加しました。この数は第2回とほぼ同数です。出展ブースは21団体で(第2回は24団体)で、新規参加団体は9団体でした。
当クラブのブースへ来られ熱心に質疑応答された方は15名程度で、相も変わらず女性が半数以上で「なぜ男性会員のみなのですか?」の質問も数件ありました。その女性の中で特に熱心に聞かれ、「素晴らしい」、「すごいですね」を連発された方がおり、話をじっくり聞いていくと、このイベントを議会で提案された市議の方と判明、前回の話題にもあったように、定年男性の引きこもり対策が重要と認識されて、今後ともその問題に取り組んで行かれるとのことでした。
最後に当クラブ員の参加は世話人6名と7名の方がお客様として参加して頂きました。皆様ご苦労様でした。
地域活動見本市は今回をもって、一応終了と聞いておりますが、完全になしになるかはまだ分からない感触のようでした。
いずれにしろ当クラブが誇るユニークな活動内容を広く地域の皆様、そして藤沢市議会関係者にまで知らしめることができ有意義な1日でした。


報告・写真:池田(雅)



藤沢市 いきいきシニアライフ応援事業
第2回地域活動見本市に参加
2015年9月13日

9月13日に藤沢市及び湘南藤沢シニアネット共催による、「みんないきいき地域活動見本市」に当クラブ(世話人会)が出展参加したので報告します。

当日11時30分に世話人5名が藤沢市民会館第1展示ホールへ集合し3番コーナーにブースを設置、12時30分より一般公開が始まりました。
出展団体は24団体で参加資格は会員を募集していることが条件となっているために当クラブ20周年記念時に作成された大判の写真やクラブ会員募集のパンフレット、会報「くぐひ」、入会に当たってのご案内資料を配置、またクラブHPをボードへ投影して見て頂くために自前のWIFIを利用したPC、プロジェクターも準備しました。
準備に当たっては塩川さん、柳田さんの器材および労力に依るところが大変大きかったことを申し添えます。

当ブースを訪問され直接ご説明をした方は女性25名、男性16名でした。当日の最終入場者数は328名となっていますので、1割以上の方が訪問され当クラブに関心を持って頂いたことになります。
いずこも同じで女性の方は活発な質問が多く、女性が写っている写真を見て興味を示された方が多く会員資格は男性のみとご説明し女性はゲストで参加できるという説明を何回かお話しました。残念がる方がおられる反面ご主人に紹介しようと言う方も、またある男性から自分もこのようなクラブに入会しているが「女性の会員資格はなぜないの」と回答に熟考する質問もありましたが「あうん」の呼吸で理解して頂きました。
男性でも2,3人の方は具体的に活動状況を質問され大変興味を持たれたご様子でした。

横浜市の社会福祉関係の仕事をしていて、定年後の男性の引きこもり対策について良きヒントは無いかという視点で見に来たという女性は当クラブの活動状況を聞き、男性だけでこんな素晴らしいことをやっているなんて凄い、なぜ、どうしてできるの、と感心することしきりでした。隣のブースの方達とも会話が弾み、そのエプロンは良いね、うちのクラブでもぜひ作りたいけど予算は?等の話もありました。

閉会の16時もあっという間に終わりました、会員募集もひとつの目的ですが、くげぬま探求クラブはこんな素晴らしいクラブだと言うことを多くの方に知っていただいたことも大きな収穫だったと思います。クラブ会員も前世話人の池田修さんを含め8名の方に訪問をして頂き、ありがとうございました。また前期世話人並びにクラブ員各位により企画作成していただいた既存の各種資料を100%フル活用できたことを改めて感謝いたします。


女性の来訪者に熱心に説明  
くげぬま探求クラブのブース展示状況 
全体風景 

報告:池田(雅)、写真:塩川


地域活動参加のためのセミナー
肩書きを捨てよ、街へ出よう!

開催報告
                                         案内用ポスター
日時:2015年2月14日(土)13:30〜16:20
場所:鵠沼公民館 大ホール

約3か月半の準備のもと開催された地域デビューセミナーは約90名の参加者を得て無事に終了することが出来ました。今回のセミナーに関わった方々お疲れ様でした。

セミナーの冒頭、定年後をどう過ごすかご自身の思いを交えてこのセミナーへの期待を述べられた井出公民館長の開会宣言で始まり、続く公民館の角田さんの「学ぶことには適齢期は無い」との名言に納得。

基調講演となった東京新聞 清水孝幸編集局デスク長からは、連載のキッカケが記者仲間との居酒屋での話題から始まったとの裏話のご披露、女性読者が良く読んでくれる理由は、これまで地域との付き合いを女性任せにしていた所へデスク長が悪戦苦闘ながらも連載して居ることに共感を覚えたからではないかとの冷静な分析がありました。
一方、団塊の世代へは「第二の人生は気軽に近場で居場所と仲間作りがポイント」との話に探求クラブの我々にとっても納得のいくお話でした。

鵠沼社協ボランティアセンター「ささえ」の三宅、新郷両氏からは「出来るときに出来ることをする」が「ささえ」のモットーで有り、このモットーのお蔭で肩の張らないボランティア活動が続いているとの説明をされました。

続いて当クラブの太田真二郎副代表から探求クラブのモットー「会社人間から社会人間へ」を中心にクラブの活動内容を紹介。地域活動:8部会、親睦・自己研鑽活動:14部会からなるくげぬま探求クラブのような多角的クラブは清水デスク長もご存じないとのことでした。

セミナー最後には湘洋中学の同級生で組んだ団塊世代バンド「湘洋オージンズ」が懐かしい70年代の歌を演奏、身振り・手振りでの楽しい司会者がさらに会場を巻き込んで盛り上がりました。

定番の「やぶ茂」での反省会は大いに盛り上がり、清水デスク長の近場での居場所作りを既に実践してきたクラブ員にとっては納得した一日でしたが、セミナー終了後に参加者のお一人から探究クラブへ参加したいとの意思表明が有ったのは今回の苦労が報われた瞬間でありました。

主催者挨拶(井出公民館長) 基調講演(東京新聞編集局デスク長 高木孝幸氏)


角田 公民館運営委員代表 ボランティアセンター「ささえ」三宅・新郷の両氏


くげぬま探求クラブ 太田副代表 湘洋中同期生バンド「湘洋オージンズ」


クラブの活動模様を会場にパネル展示 準備、当日の各係りで打上げ

報告・写真:柳田




 
第二回新会員募集講座(2011年)

シニア世代の皆さんの講座

開講

 平成22年に有志によりクラブの活性化を目指して新会員募集の講座が開催された。
 そして平成23年4月、新世話人の発足にあたって、やはり“クラブの活性化と維持に努める”ことが方針の一つとして示された。そこで平成22年の活動を引き継ぐべく、平成23年も新会員募集に向けた講座を開催することとした。

 まず推進体制をどうするかを検討したが、やはり経験を活かすのが最善であろうとの考えで、前年の企画メンバーの野村、河村さんには総合的に意見をいただくこととした。また平成22年に受講し入会された池田、田中さんには体験者として加わってもらうとともに、日頃活発に発言されている米今さんにも参加してもらうこととした。
 以上の企画メンバーで活動をスタートしたが、前年の経験から、講座数が余り多いと参加が難しくなるとの意見もあり、最終的に下記の3回の講座を実施することに決めた。
<講座1>シニア世代の健康を考える
 藤沢市の保健師と栄養士の方による「シニア世代の健康維持について」の講演を聴講
<講座2>鵠沼の足跡を訪ねて
 鵠沼の由緒ある足跡を実際に巡って鵠沼の歴史に触れる講座で、昨年に続き実施。
<講座3>地域活動で汗をかいてみませんか
 親睦研鑽部門の「農園部会」および地域活動部門の「公園愛護会」の活動を実体験

 4月から1回/月のペースで10回近い打合せを重ねた。その間、講座内容の企画検討や募集チラシの作成と配布、募集方法など、内容が具体的に進むにつれて各メンバーの発言も一層熱を帯び、確たる意気込みが感じられた。企画メンバーの他でご支援いただいた方々にも感謝しつつ、今回の活動で“くげぬま探求クラブ”を多くの皆さんに知っていただくとともに、積極的な新人が我々の仲間に加わってくれることを期待するものである。

(講座プロジェクト リーダー:杉元 幸郎)

講座1 シニア世代の健康を考える
 今回の講座1の主旨は、お仲間のシニア世代の皆さんが、これからの長い人生で先ず気になる健康作りにターゲットを当ててお話を聞き、併せて、くげぬま探求クラブの様々な活動も副次的に健康増進に役だっていることが伝えられれば、ということで企画されました。
 2時間の講座は、藤沢市保健所の地域保健課の女性保健師の上林さんと、栄養士の中山さんに、レクチャーしていただきました。
 開会の挨拶は、鵠沼公民館運営委員会副代表の保子靖子さんに口火を切っていただきました。
 保健師の上林さんのお話は、人口老齢化の中で、藤沢市と鵠沼地区も例に違わず老齢化する現状と、その活力保持のための個人でできる工夫など、シニア世代の健康維持のための日常生活の送り方や、気になる症状についての対処法等々についてのお話がありました。息抜き的に、腹囲の測定法や、簡単なリラックス手法なども楽しみました。
 栄養士の中山さんからは、主としてシニア世代の食生活と栄養バランスなどの話をしていただきました。
 本講座1は講座シリーズのとっかかりで、女性の参加も歓迎し、健康増進の課題を入口にして地域で何らかの活動に参加できるきっかけになればという考えで企画されたものです。
 女性を含めて16名の方(年齢層は、50代〜80代)が参加され、くげぬま探求クラブのメンバーも16名が同席しました。 

(HP管理人)
鵠沼公民館運営委員会副代表 保子さんの開会の案内 河村代表の冒頭挨拶 藤沢市保健所地域保健課
 上林さんのレクチャー
藤沢市と鵠沼地区での健康つくり
について
老齢化の状況 腹囲を計測
ストレッチ 藤沢市保健所 栄養士
中山さんの栄養管理についての
レクチャー
 鵠沼公民館運営委員会代表
角田さんと、
講座リーダー 杉元さん
講座2 鵠沼の足跡を訪ねて
 鵠沼・辻堂に居住の9名の方が参加されました。
 鵠沼公民館運営委員会代表の角田さんの、この講座の意義の説明のあと、講座の杉元リーダーによる、くげぬま探求クラブの概要の紹介があり、本題の、西野さんによる鵠沼地域の成り立ちについての詳しいお話がありました。
 西野さんは、公民館活動の一つである、”鵠沼を語る会”のメンバーでもあり、地域の歴史・変遷と現在へのつながりについて造詣が深く、非常に解りやすい口調で説明されました。
 収集した資料と、たしかな記憶力は、語り部を思わせるものがあります。

 1時間の説明のあと、鵠沼南東部:鵠沼海岸二・三丁目、鵠沼松が岡一・二丁目、鵠沼藤が谷三丁目を中心に、各通りに沿って、曲がりくねった道を散策しました。
 旧跡を訪ね、鵠沼の原風景ともいうべき辻を歩くと、旧別荘地開発の面影がいたるところに見え隠れします。特に道沿いの玉石垣、生垣、黒松などが印象に残り、ああ、いい地域に我々は住まいさせてもらっているなという思いがよぎります。
 東屋跡〜賀来神社までの約2時間の散策で、参加された方々は、古くから鵠沼地区にお住いの方も多く、よくご存知ながらも、今更ながらに新発見されたところもあった様子です。
 いい企画が出来たと思います。

(HP管理人)
鵠沼公民館運営委員会代表、
角田さんの冒頭挨拶
杉元リーダーのクラブ紹介と
西野さんの講座2概要説明
鵠沼公民館に保存の
東屋海浜口門柱
鵠沼館跡 元小林理髪店 東屋の跡の碑
鵠沼の原風景の名残を訪ねる 賀来神社の碑 賀来神社境内
講座3 地域活動で汗をかいてみませんか
 人の心は時に、甘言をもって引き寄せることはできるかもしれません。でも、どうにもならないのは、空模様です。前日はゴルフ日本シリーズ(3日目)でさえ中止になったほどの荒天も、明けて12月4日(日)は、今初冬初の好天。講座3の屋外実習には、なによりのプレゼントになりました。

 初冬の空あくまで蒼く、農園部会と鵠沼松が岡公園愛護会の各部会の実習への参加者は、50代から70代の10名。
 (農園部会)加藤部会長以下ベテランの指導で農園での長ネギの収穫実習でお土産は順調に確保。ネギを片手に小田急の線路沿いを鵠沼松が岡公園へ移動。
 (鵠沼松が岡公園愛護会)かつての鵠沼風景を彷彿とさせる松の巨木のもと、鈴木部会長の公園愛護の日頃の活動に耳を傾けた後、落ち葉掃きを主に実習。メンバーの作業ぶりにも、感心しきりの様子でした。

 正午からは鵠南市民の家で、プロジェクターを使い、苦心の映像で各部会を紹介。説明役は、河村代表。
 引き続き、昼食をしながら参加者とクラブメンバーとの交流に華が咲き、お開きまでに大半の参加者から入会の意向が披瀝されることになりました。まずは、予想以上といっていいかとも思う成果になったのではないでしょうか。

(講座3担当・池田)
(農園)農園入口 (農園)作業前のミーテイング (農園)加藤さん、黒川さんの説明
(農園)長ネギ収穫の体験 (公園)作業前の鈴木部会長説明 (公園)講座担当:池田さんの説明
(公園)作業に散る (公園)掃き掃除 (公園)部会メンバーの玉石敷設
(まとめ)河村代表の、クラブ紹介 (まとめ)杉元リーダー挨拶 (まとめ)野村さんの、クラブ礼賛
閉講

 昨年に引き続き新会員の募集の企画を公民館の協力を得て共催の形式で実施しました。
 この企画を推進するメンバーの皆さんは、突然に指名され若干戸惑いも見受けられましたが、快く取り組んでくれました。

 一旦動き始めると、計画、実施に際しての関連・関係者との調整やら資料の作成等一連の作業の綿密さと適格さは正に現役時代の仕事ぶりを彷彿させるものでした。

各位の熱意と真摯な取り組む姿勢には改めて敬意を表させて頂きます。そして会員の協力を得られ無事計画を全うできたこと関わったメンバー共々、感謝するところです。

 新しい会員を数名迎えることが出来そうです。
 方々には、クラブの活動の趣旨を説明し充分理解されていることを信じておりますことを併せて報告致します。

(世話人代表:河村 英二)

(編集後記)

                   ☆☆ 講座プロジェクトメンバーの手記 ☆☆

(講座1 田中 章)
今回の(講座1)「シニア世代の健康を考える」は、藤沢市の保健師と栄養士の方を招聘し「シニア世代の健康維持について」の講演を聴講するという企画でしたが、お蔭様で多くの参加者を迎え大変良い雰囲気の内に終えることが出来ましたこと、改めて皆様の御尽力に厚く御礼を申し上げます。
 また、三回の講座実施の結果、昨年を上回る数の新会員に加入頂けそうで喜ばしい限りですが、今後は会員募集の為の講座を実施するのみならず、唯一無二と言って良いこのくげぬま探求クラブの特色と魅力を恒常的にPRする広報活動を展開出来ればと考えております。

(講座2 西野 行)
 テーマは昨年と同じ「鵠沼の足跡を訪ねて」です。
 当初は昨年同様、配布資料による事前説明と現地案内を予定しましたが、講座プロジェクト担当者と打ち合わせを重ねる中で、事前説明は配布資料の他にパワーポイントを使用することになり、原稿は西野が担当し、映像は米今さん、高須賀さんが担当することになりました。
 講座の内容は、鵠沼が別荘地、保養地、療養地としてどのような時代背景の下に発展したのかを知り、その裏付けとなる賀来神社境内の「鵠沼別荘地開発記念碑」の内容を知ること、くげぬまの歴史で忘れてはならない旅館「東屋」について知ることとし、現地案内は鵠沼南東部の別荘地の足跡を求めて辿ることにしました。
 開催日の11月27日(日)、鵠沼公民館談話室で午前9時開講。受講者9名の参加があり、挨拶等の後、室内講座は9時15分から10時まで行われました。
 講座終了後、公民館郷土資料展示室で開催中の「鵠沼と岸田劉生展」を覗いた後、鵠沼散策へ出発です。屋外は快晴の秋晴れ。配布された地図と別荘地居住者の説明資料をもとに、鵠沼の南東部を別荘地の面影を辿りながら、気持ち良く歩くことが出来ました。コース終点の賀来神社で正午ころ解散。

 参加者のご協力もあって、無事講座2を終了することが出来ました。受講者の皆さん、講座運営の準備等に尽力されたプロジェクトの皆さん、お疲れ様でした。

 今回の講座では、「郷土資料展示室」「鵠沼を語る会」の資料を参考にさせていただきました。

(講座2 米今 秀明)
  講座2は我々が活動の拠点としている鵠沼の南東部を歩き、「鵠沼の足跡を訪ねる」企画であったが、8名もの多くの受講者が参加され、皆さんが熱心に西野さんの説明を聞いておられたので、皆さん非常に興味があるのだな。この調子だと多くの新入会員が期待出来そうだなと思いました。
 また、私自身も今まで知らなかった多くのことを深く知ることが出来、役を担当させてもらい良かったなと、有り難く思っております。

(講座3 池田 修) 
 今回の募集企画は、各部会の協力を得ての3講座。参加者には3回全部に出てもらい、我がクラブを理解してもらうのが主旨。だから1、2回の講座に出た参加者には企画内容のすべてが分かる情報(チラシほか)が手渡されました。でも、中には最初から3回目だけに参加されるつもりの方もいたわけで、こちらの対応が未熟だったことをしらされました。 
 12月4日朝9時、本鵠沼駅から参加者9名とともに農園部会の好意によるネギの収穫目指してに農園へ。と、どうも参加者らしき人数が10名と1増しています。その後のやりとりで判明したのですが、その人はKさん。「3回目の講座の時間・場所が分からなかったので8時に鵠沼公民館に出向いて・・・」確認し、集合時間に来てくれたと云うわけです。我々の企画にそこまでキチンと正対してくれたKさんに思わず最敬礼。いい日になりました。           

(講座3、懇親会 野村時男)
 今年の新人募集の最後となる「くげぬま探求クラブの紹介」、その後、昼食を摂りながらの懇親会を行うという目的で、鵠南市民の家に会場を設営しました。
 今年入会された、山田さん、河西さんにお手伝いをお願いしたところ、快く参加してくれました。 我々設営班は、11時に集合し、「鵠南市民の家」の2階に22人の席(受講者10名・クラブ員12名)を設営、1階に懇親会会場を設営。 間もなく、先程収穫したねぎを持参した受講者達が到着。 本鵠沼の農園から鵠沼松が岡公園を経て当会場まで徒歩でやって来たのに、疲れた様子もなく、頼もしい限り。 先ず2階での講座「くげぬま探求クラブの紹介」が終わり、会場を1階に移し、懇親会が始まりました。
 会員達の「クラブ」入会を勧めるスピーチに、受講者の反応は「クラブ」への入会の意欲を大いに感じさせるもので、会員募集の成果を充分感じさせるひと時でした。皆さん、ご協力有難うございました。






第一回新会員募集講座(2010年)
団塊の世代の皆さんの講座

開講

近年「くげぬま探求クラブ」への新入会員が少なく、クラブの若返りおよび活性化を図るために「くげぬま探求クラブ」のPRと新会員募集を兼ねたアプローチをどのようにしたらよいかとの思いで野村・河村・鈴木勝・吉津の4名が推進役を買って出ました。

平成22年4月を皮切りに、都度、鵠沼公民館のアイディアを借りながら月一度のペースで都合8回の打ち合わせを重ね、鵠沼公民館との共催で「団塊の世代の皆さんの講座」を4回開催することにしました。

講座1:鵠沼の足跡を訪ねる
講座2:和凧つくり&凧揚げ
講座3:爽やかな汗をかいてみませんか
講座4:「おもちゃの病院」ってなあに 

 募集人員を20名とし、チラシの作成・配布、「広報ふじさわ」および『えのしま・ふじさわポータルサイト「えのぽ」』への掲載で広く参加者の募集を行いましたが、蓋を開けてみたら参加者は10名となりました。
 しかしながらこの講座を通して「くげぬま探求クラブ」の素晴らしさを体感してもらい、何人かの仲間が増えることを期待しています。



(報告・写真:吉津、高須賀)
講座 1鵠沼の足跡を訪ねる

 野村さんの司会で、共催の「鵠沼公民館」角田さんから開会の挨拶があり、鈴木世話人代表から「くげぬま探求クラブ」の紹介、4講座のオリエンテーションの後、今日の講座に入りました。

 昨年の「探訪部会」活動の履歴紹介の後、講師の西野さんから明治以降に鵠沼地区が海水浴場、保養地として開発され、これに伴い芥川龍之介など多くの文人が旅館「東屋」に逗留したこと、明治以降の政界、経済界など各界を担ってきた人々が別荘地としたことなど今日歩くコースの説明を約30分間講義してもらった後、揃って公民館を出発しました。 
 
 途中で現在の‘一木通り’などの道路の名称は道路用地の提供者の名前が付されていること、途中の‘理容やながわ’では芥川龍之介の「歯車」に出てくる理髪店のモデルであることなど、講師のポイントポイントでの懇切丁寧な説明が有りました。また古くから住んでいる受講者からは「現在川は無くなっているが昔は川がここにあった」など新しい話も出てきて、面白いひと時となりました。
 賀来神社で現地解散とし、本日の講座は終了しました。

野村さんの総合司会 鵠沼公民館 角田さん 世話人代表 鈴木さん
講師 西野さんのコース説明 聞き入る参加者
スタート 東屋 賀来神社
講座 2和凧つくり&凧揚げ

 
 宮澤さんの、”子どもと遊ぶ会”と凧に想いを寄せてきた歴史についての挨拶があり、続いて吉津さんの、誰にもポイントが呑み込める解りやすい凧作りの工程の説明を、皆さん緊張して聞いていました。

今日作る凧は、吉津さんの20ほどのレパートリーの一つの和凧(ウカイ凧)。

各参加者に一人一人、くげぬま探求クラブの会員がアシストして、皆さん初めての体験で童心に還ったかのように、緊張しつつも一生懸命。いずれ、子どもたちと一緒に楽しめればいいと期待します。

出来上がった作品を、早速近くの湘南海浜公園(サーフビレッジ)で試し揚げ。はじめ苦労しましたが、適度な風で全員の凧がうまく舞い上がり、まんざらでもない様子。

  ”子どもと遊ぶ会”の活動を含め、多彩なクラブの一端を理解してもらえたらと思います。

宮澤さんの凧にこだわる話 吉津さんのワンポイントレッスン 位置決め
端部補強 端部処理 位置修正
公民館にて出来あがり うまく揚った豆粒ほどの凧 湘南海岸公園で集合
講座 3爽やかな汗をかいてみませんか
第1部:「農園部会」の作業に体験参加
 河村さんの参加者紹介に続き、高橋部会長より歓迎の挨拶と部会の活動内容の説明の後、加藤顧問の長ねぎを切らずにうまく掘るコツの説明を受け、作業開始。講座参加者を含め、勿論長ぐつ、軍手着用です。
 この長ねぎは、半年前に苗を植え、毎月会員がせっせと世話をしてきたもので、玄人はだしの立派で貴重な収穫物です。
 会員が日頃工夫している畑づくりに感心して興味を持っていただけたようです。
 終了後、今日来れなかった他の参加者分のおみやげのねぎを自転車に積んで、すぐ傍の次の公園に移動。

第2部:「公園愛護会」の作業に体験参加
 引き続き参加者は、鵠沼松が岡公園で会員に合流。
鈴木(英)さんと西野さんの公園愛護会の活動の経緯と月例の作業の説明でスタート。
 当公園は普段の「公園愛護会」会員や他のグループの手入れできれいに保たれている、1,800坪もある”松”を中心とした公園。手入れは怠りないとはいえ、激しい風雨の後は度々砂の流出に悩まされる地形で、周囲の道路にまで流れ出る砂や落ち葉、枝が激しく、今回はこの除去作業を応援してもらいました。
 ここでも、「くげぬま探求クラブ」の幅広い地域活動を知ってもらえたと思います。 

        「農園部会」での長ねぎの掘り起し作業
集合、今日の作業の説明 模範演技 コツがわかってきた

        「松が岡公園愛護会」の月例清掃・整備活動
鵠沼松が岡公園の由来案内板 先日の暴風雨で流出した砂 本日の体験清掃作業はおしまい
講座 4「おもちゃの病院」ってなあに
 ほぼ全員のドクターと推進委員の出席で「講座4」が始まりました。
 先輩ドクターの北岡さんが、平成11年スタート以降の病院の歩みを紹介。毎月の定例開院の経緯や、最近の横浜小児医療センターへの協力の様子も説明しました。
 
 長谷川部会長が、J:COMの”Lets You悠ライフ”や、湘南藤沢シニアネットでの放映ビデオを紹介しました。
「おもちゃの病院」はどんなことをするのか?来院→診断→治療→入院→退院の流れを、システム的に帳票を用いて運営している様子を含めて説明しました。

 次に、磯川さんの進行で、治療例の苦心を各ドクターが現物とプロジェクターで紹介。観察と工夫と経験と時には仲間の協力で回復した”患者”=おもちゃの例を見てもらいました。
 佐野さんが、各ドクター個人持ちと共有の道具、材料を紹介。優れものの手作り診断道具もみてもらいました。
 
 「お子さんと付添いの方の笑顔とありがとうの言葉が最大の報酬」という共有の喜びを理解してもらえたでしょう。
  

(磯川ドクターの手記)

 いろいろなおもちゃが来院します。 
 それはまあよくもこんなにいろいろなおもちゃが世の中にあるものだと驚き、しかもぐったりと動かなくなっている患者さんを見て思うんですね。
 「これはどうやって動かすのだろう」と内心思いながら、取り敢えず、付き添いの方々に「元々どんな風にして動いてたんですか」と聞いて説明を受ける。
 しかし中には「人からもらったんだけどその時すでに壊れていたので、どうやったら動くのか分からない」という場面もあります。 
 とにかく入院してもらって担当医が決まり、ドライバーでビスを外し、中をあけ、こねくり回しているとだんだん分かってくる「ははあ、なるほどこうするとこうなるんだなあ」 
 「こんな面白いおもちゃを誰がどんなところでどうやって考え出したんだろう」しかし「これはどうなってんだろう」と興味津々。 
 「どうやったら元通りになるんだろ」と途方に暮れることもある。そんなときは「おかしいなあ」とか「誰か分かるかなあ」と聞こえよがしにつぶやいてみる。するとそれを聞いたほかのドクターがつい「どれ、どれ」などとおしかけてくれる。
 そこで一人より二人、二人より三人と文殊の知恵が集まり、一人では分からなかったことがどこをどうすれば良いという名案が出てくることもある。


        おもちゃの診断、治療の道具・材料の説明
「鵠沼公民館」角田さんの挨拶 ドクターの紹介 北岡さんが、あゆみを紹介
佐野さんのピアノおもちゃの事例 江森さんの重病患者救済の事例 道具・材料類
閉講

 講座を修了するに当たり、鈴木(勝)代表が「くげぬま探求クラブ」の活動状況とクラブの構成、各部会の紹介をPowerPointで詳細な説明を行ないました。

 現在の8つの地域活動部会と、12の親睦研鑽部会に加え、クラブ全体として行う年間活動をつぶさに説明し、是非仲間に加わってもらい、地域貢献と自己実現に手を携えて行ければいいと思いますという挨拶で、閉講となりました。

 多分、参加された受講者の方は大いに関心と意欲に満たされたのではないかと思います。

 今後も、このような新規会員募集の活動はより中身を深めて継続してゆけると確信します。

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